自称ADHD、と言いながらも
やはりなかなか自分では受け入れられずにいました。
「違うと言ってほしい」
そう思っていても、ADHDに当てはまることが
ことごとく自分にも当てはまるのです。
そんな受け入れ難いADHD、発達障害ですが
いいこともあったように思います。
⚪︎よかったことその1 失敗した人に優しくなれる
これは大きいのではないでしょうか。
できる人、完璧な人は
人の失敗や人ができないことが
なぜ失敗するのか、なぜできないのかが
分からない気がします。
「何度も確認すればいいじゃない。」
確認しても、見えてないことがあるのです。
「これくらいできるよね」
何度やってもできないこともあるのです。
結婚して20年、専業主婦を10年していても
料理が他の人よりできていないことが、最近になってわかりました。
(知らないって幸せなことです・・・)
その代わり、他人の失敗に寛容になれます。
「そういうことってあるよね」
「命に関わらないから大丈夫!」
自分にはなかなか言えませんが、他人には心から
そう言えるようになりました。
⚪︎その2 対応能力が上がる
やらかすことはしょっちゅうなので
「こういう時にはどうしたら良いか」の機転が効くようになりました。
初めての想定外の事態にも、なんとか対応できるようになりました。
初めはそれこそオロオロしますが
同じ失敗を何回か(何回も?)繰り返すと
「すみませーん、あとで直しまーす」
「すみませーん、なんとかしときまーす」
で、本当になんとかできるようになりました。
すると、他人の困りごとにも
対応できるようになります。
「優さん、これどうすればいいですかね・・・?」
「あ、あとで直しときますよ。」
他人に寛容になり、何事にも対応できるようになる
そうなれば、たとえADHDといえども
生きていけるような気がします。

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