発達障害は、一般的には治らないと言われています。
それは生まれつきのものであって
脳の障害ゆえに、取り除くことや取り替えることができないからです。
ただ・・・「社会的に困らないようにすること」は可能です。
例えば、「SST(ソーシャルスキルトレーニング)」
「こんな場面ではどうすればいい?どう考えればいい?」を
ロールプレイで学びます。
発達障害者は考え方が偏っている、極端な場合が多いです。
場面により行動、発言、考え方を学んでいくのです。
かといって、実際の場面で活用できるかはわかりません。
実際の場面で好ましい行動ができたら褒める
好ましくない行動をした場合は無視する、または優しく教える
これで実際の行動を学んでいくことも多いです。
発達障害には「薬物療法」もあります。
コンサータが代表的ですね。
飲んだ人の体験談によると、みんな頭の中が平穏になって驚くそうです。
頭の中は人それぞれで、他の人の頭の中を覗いて見ることはできませんから・・・。
ただ、薬を服用しだすと「いつまで飲めばいいのか?」と不安に思うことがあると思います。
その時は医師の指示に従えばいいと思いますが
「飲んでみますか?」と医師に言われた時に、非常に迷うと思います。
特に自分ではなく子どもがそうだとしたら・・・。
もしあまりに落ち着きがない、話を聞く体制が整わない時は
まずは服用して、話を聞けるようにするといいと思います。

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